2007年07月31日

単なる偶然-ヨハネス・ケプラー-

また、某所にアップしそこなった古い文のリサイクル。

2006年8月に「冥王星は惑星から除名」なんてネタが流れたが、会議の開かれたチェコの首都プラハは菊地秀行が言うところの「魔都」というか、惑星の運動に関するケプラーの法則で知られるヨハネス・ケプラーの活動拠点であり、彼が生活の糧を得るためのもうひとつの肩書きは占星術師だった。
天体の研究で飯が食えるのはパトロンがいる場合くらいのもので、彼が金を得られる手段は占星術であり、かの傭兵隊長ヴァレンシュタインをケプラーが占ったことがあるとかないとか。
まぁ、冥王星を含めた占星術はあるのか?と考えることはまあ面白いと思う。しかし、会議がプラハで開かれ、惑星の分類の検討に踏み込んだのがケプラー関連の土地であったのはただの偶然だろう。

そして、2006年に邦訳の出た本が「ケプラー疑惑」
肉眼の天体観測家ティコ・ブラーエの墓が暴かれ、遺体を分析してヒ素を検出。ここまでは一応は単なる事実だ。
そこから「犯人は誰か?」となり、一番の受益者は遺産である観測データを受け継ぎ、ケプラーの法則を唱えたヨハネス・ケプラーだ。じゃあ、彼が犯人か?で一冊の本になってしまった。
翻訳出版を決意した編集者と出版社は勇者だけど、2006年だと「ユダの福音書」の陰に埋もれてしまった感じだ。科学に対する関心が薄そうな今時では苦労しそうな科学史翻訳物。

もう一冊のケプラー絡みの「ケプラー予想」(球体の最密充填)は2005年邦訳だから、時期がチトずれて面白くない。また、過去のケプラーによる予想を現代に計算機を用いて証明したことが主題だから、ケプラー本人とはカケ離れている。

日本に限定すれば、2006年は微妙にケプラー絡みの年であったといえるかもしれない。


「ケプラー疑惑―ティコ・ブラーエの死の謎と盗まれた観測記録」ジョシュア ギルダー、アン‐リー ギルダー、地人書館

「ケプラー予想」ジョージ・G・スピーロ、新潮社


トップページ
posted by kurapat at 03:14| 東京 ?J| Comment(0) | TrackBack(0) | サイエンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

書評−「すばる望遠鏡の宇宙 カラー版―ハワイからの挑戦」

「すばる望遠鏡の宇宙 カラー版―ハワイからの挑戦」はハワイ島マウナケア山のすばる望遠鏡で撮影した画像と解説。

1.すばる望遠鏡の成果

2.すばる建設地ハワイ島の紹介。マウナケア山頂開発へのアニミズム伝統を残す現地民の反発、そして対話の紹介。

3.すばる望遠鏡の構造と付加装置の解説。

4.最新の観測状況:太陽系外惑星の観測・発見

本の内容としては確かにすばる望遠鏡の画像はすばらしい。しかし、何故岩波新書から「カラー版 ハッブル望遠鏡が見た宇宙」と「カラー版 続・ハッブル望遠鏡が見た宇宙鏡」、「カラー版 ハッブル望遠鏡の宇宙遺産」、「すばる望遠鏡の宇宙 カラー版―ハワイからの挑戦」などカラー写真付きの天体ガイド本が続けてでるのだろう?本来、科学啓蒙として、サイエンス系の専門新書がカバーするべき分野のはず。

逆に言えば、科学啓蒙と違うような分野に色気を出して、的外れな本を出しているとみなせる講談社のブルーバックスが痛い。


「すばる望遠鏡の宇宙 カラー版―ハワイからの挑戦」海部宣男、宮下暁彦、岩波新書

「カラー版 ハッブル望遠鏡が見た宇宙」野本陽代、岩波新書

「カラー版 続・ハッブル望遠鏡が見た宇宙鏡」野本陽代、岩波新書

「カラー版 ハッブル望遠鏡の宇宙遺産」野本陽代、岩波新書


すばる望遠鏡の宇宙 カラー版―ハワイからの挑戦 (岩波新書 1087)すばる望遠鏡の宇宙 カラー版―ハワイからの挑戦 (岩波新書 1087)
海部 宣男 宮下 暁彦

岩波書店 2007-07
売り上げランキング : 7206

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



トップページ
posted by kurapat at 03:07| 東京 ?J| Comment(0) | TrackBack(0) | サイエンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月30日

おバカ -トニーたけざきのガンダム漫画-

誉めコトバとして「おバカ」というしかないのが、「トニーたけざきのガンダム漫画」トニーたけざきのガンダム漫画 II」

安彦コンパチな絵で「名シーン」を「迷シーン」に変えてしまう、トニーたけざき発想と画力にあきれてしまう。

とくに「II」は採算度外視のジオラマページがある。ガンプラのザクを大量購入って、普通の人はやらないことを平気でやってしまうのが、トニーたけざきなんだろうなぁ。

おうおうにしてこういう仕込みは滑ってしまうものだが、トニーたけざきの場合は努力に見合ったおかしさがある。


「トニーたけざきのガンダム漫画」トニーたけざき、角川書店(コミック)

「トニーたけざきのガンダム漫 II」トニーたけざき、角川書店(コミック)


トップページ
posted by kurapat at 03:07| 東京 ??| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

参議院って必要?

都下の夕立の影響はどうだったかはさておいて、「第一回目の参議院議員選挙が60年前。トップ当選は星一〈作家星新一の父〉」というのは日経のコラム。

参議院は旧大日本帝国憲法の下の貴族院の代替だったという過去を知る人がどれぐらいいるか?

イギリス議会の上院は貴族が世襲議員枠を持っていたが、ブレア前首相の頃にこの枠を削減する改革が行なわれたはず。上院がお飾りというか形骸化していたかららしい。
「貴族院 (イギリス)」

ひるがえって、日本の参議院の役割は何なのか?衆議院解散中の空白を作らないための代替機能ぐらいか?「参議院って本当に必要か?」って議論ぐらいあってもいいんじゃないか。


トップページ
posted by kurapat at 02:37| 東京 ??| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

夕立ち

梅雨時に夕立ちが降るとおおむね梅雨明け間近なのだが、7/29の都下の空は昼と夕方の二度に分けて夕立ちが降った。
昼の夕立ちで、「もう降らない」と判断したのか某駅周辺は傘を持たずに出かけたらしく、雨宿りする人が夕方は多かった。駅周辺の雨水排水路から水が吹き出している。さて、想定排水能力はどの程度だったのだろうか?
雨足が強よすぎるのか?それとも油断して目詰まりしているのか?公道ではなく、電鉄所有の駅敷地部分だと思うのだが。

そして、投票率が出だし好調と言われた参議院議員選挙の最終投票率への午後の夕立の影響はいかに?


トップページ
posted by kurapat at 02:34| 東京 ??| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スパコントップ500ランキング

またスパコンねただが、スパコントップ500ランキングをネタにしたサンケイの悲観記事を見つけた。
サンケイWebとYahooで一部内容が異なるが、元は同じ。Yahooはいずれ消えちゃうからなぁ。

「『IBM BlueGene/L』をトップにベスト10が全てが米国製スパコンで占められていることに国産スパコンメーカー技術者が悲嘆に暮れている。京速計算機開発頑張れ」というもの。
2007年前半のトップ500ランキング発表から一ヶ月後の記事では有難みが薄いというべきか?

国産スパコンと言っても地球シミュレータ用プロセッサを基にクロックアップや小改良を加えて、NECは民生品として小規模クラスターのスパコンを売っていたはず。「デスクサイドスパコン」とかなんとか。
大規模クラスターなスパコンを新規購入する顧客がいないから、ランキングに踊りでる国産スパコンもない、ということではなかろうか?
地球シミュレータを「商用利用も可能」として企業に利用させて稼働率の向上を計っている状況下で、自前でスパコンを購入するのは大学・公的研究機関ぐらいか?

ITER〈国際熱核融合実験炉〉建設をフランスに譲歩した見返りの計算センター設備を日本に作るなんて話もあったから、神戸のポートアイランドあたりに置くつもりの京速計算機の他に、六ヶ所村かどこかにスパコンが配置される可能性があるわけだ。
いつになるか不明だが。


劣勢のスーパーコンピューター開発 世界一奪回へ官民全力

日の丸スパコン、開発競争で劣勢 世界一奪回へ官民全力

スパコントップ500ランキング発表--IBMの「BlueGene/L」が断トツ

IBM、最新スーパーコンピュータ「Blue Gene/P」でペタフロップスを実現へ

トップ500ランキング


トップページ
posted by kurapat at 02:30| 東京 ??| Comment(0) | TrackBack(0) | サイエンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月29日

埋め記事コソボ-背景-

2・3週間前の日経の海外小枠記事で「コソボ問題会議でコソボ独立にロシアが反対」という簡単な記事を見たが、これは背景が判らないと意味不明だな。

セルビアのコソボ自治州はアルバニアに面している。故に独立した場合、過半数を占めるアルバニア系住民がアルバニアとの合邦を目指さない保証がない。
北部がコソボと接し、アルバニア系住民を抱えるマケドニアへの影響が懸念された時期もあった。
一時期、マケドニアにはNATO軍が展開してアルバニア系武装勢力とマケドニア軍の間に入って戦闘抑止・治安維持に回っていた。NATO軍からEU警察派遣への切り替え。そしてアルバニア系とマケドニア政府の和解により2006年EU警察も撤退。

という「外務省:最近のマケドニア情勢と日本・マケドニア関係」などの情報も知らないと困るニュース。
今は安定しているマケドニアだって、コソボが独立したら、また火の手が上がる可能性は否定できないだろう、と容易に想像がつく。
そして、ロシアは昔からスラブ民族の保護者を自任しているが故に、旧ユーゴスラビア領域には口を出してくる。

旧ユーゴスラビア解体後のセルビアの動きを「大セルビア」とよび、コソボ問題で明らかになったアルバニア系の武装勢力の動きを「大アルバニア」と呼ぶらしい。
因みにマケドニアは南スラブ系の民族が主であり、古代マケドニアとは民族的にまったく無関係とのこと。「マケドニア」と名乗ることに隣国ギリシャが常に反発しているらしい。


トップページ
posted by kurapat at 03:58| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬か?狼か?マルボロのポスターそしてカラフト犬

タバコ自販機に貼られた新しいマルボロのポスター「MARLBORO ICE MINT」だが、はたしてこれは犬か?狼か?

犬ならば、エスキモー犬?それともシベリアンハスキー?など疑問がつきない。
犬は狼から分岐したとかジャッカルから分岐したとか言われるけれど、すぐに交雑してしまうから犬種を維持するのはブリーダーとかの管理が必要で面倒くさそう。
これらの犬といえば、犬ぞりだ。

犬ぞりといえば、かつての映画「南極物語」の犬は何を使ったんだろう?元もとのカラフト犬は昭和40年代に交雑して、北海道からは消滅している。だから、映画には使用不可能だったはず。
昭和40年代にカラフト犬を維持する必要がなくなったのは、冬の足として自動車が普及し、近所の買い物にそりを使う人が道北にいなくなったからだと、何かの検証番組で見たことがある。雪の中おばちゃんが小型そりにロープを結び、カラフト犬に首輪をかけて引かせ、おばちゃんは後ろからそりを押す。こんなふうな冬の生活がかつての道北にあったと。今現在稚内でカラフト犬と呼ばれる犬が存在するらしいが、これはロシア領のサハリンから近年つれてきた犬をそう呼んでいるだけで、別種とのこと。
ウィキペディア「樺太犬」を参考までにあげておく。

道東で始まった犬ぞりレースは故植村直巳が北極点目指したとき入手したエスキモー犬が元になっているとか。


トップページ
posted by kurapat at 03:51| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

聖徳太子はいなかった

「聖徳太子はいなかった」は、タイトルが気になったものの買わずに時間が経ち2006年にようやく買ったのだが、数ページ読んで失敗したと思い、最近まで放置していた本。酔っ払いのたわごとみたいにふらふらして方向の定まらない困った本だ。

役に立つ部分だけをダイジェストにしたら、

1.皇太子制度を整備して天皇の生前に後継者を指名しておくことで、後継者争いを起こさないようにしようという思惑が現れた。それに沿って、ありもしない太子制度が昔からあったがごとく、日本書紀で捏造。捏造するための太子として聖徳太子が創造された。

2.官寺ではない私寺である法隆寺は、寺格を上げるために日本書紀に登場する聖徳太子の縁起物語や事績を作り、自寺と関連づけた。故に、法隆寺の所有する聖徳太子関連文献はそれほど古くない。平安末か鎌倉初期までしか遡れない。

この本は、エッセンス部分が少なく、あとは文献の信頼性にたいする先人の発言の引用・紹介ばかりが目立つ。
十七条の憲法なんぞ、もしその時代に制定されたとしても、蘇我氏か何かが大きく影響していたであろうことは自明のはず。

「聖徳太子はいなかった」と同じ項目を真面目に考察している本はないものだろうか?それなりに需要はありそうだ。

「倭国」岡田英弘や「遣唐使全航海」上田雄などで「日本書紀」が信頼できるか?と指摘している明解さが本書には欠けている。

岡田氏の主張する「隋書」の記述を受け入れるならば、推古天皇も聖徳太子も存在せず、男性大王〈おおきみ〉が存在したことになる、というのはなかなか強烈。

「壬申の乱―天皇誕生の神話と史実」遠山美都男の古代王権の解説でも語られていたかもしれないが、、太子という後継者が制度として定着後は奈良時代で女帝が絶え、江戸時代に徳川の血が入ってくるまで女帝が再び登場することはなかった。


「聖徳太子はいなかった」谷沢永一、新潮新書


トップページ
posted by kurapat at 03:39| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月27日

れでぃ×ばと!

「れでぃ×ばと!」なるラノベをみつける。本文よりも絵師が気になる、というか印象的。
絵師の「むにゅう」ってなんかエロゲーとかの原画担当にいそうな絵柄だ。
いわゆる「美少女ゲー」とか「温ゲー」とか甘ったるい話に使われそうな絵。

さて調べてみますか?ということで「れでぃ×ばと」「むにゅう」でググれば絵師のブログと仕事先のリンクが判明。まあ、絵柄なりの仕事をしているってことで、興味があれば自分で調べればよろしい。

お話の方は「元お嬢様学校が男女共学になった。これを機会に上流階級生徒の上育科と執事・メイドなど従者を育成する従育科の2学科制を採用」といういかにもエロゲーにありそうな設定。発生するイベントもお約束の展開か?

エロゲーとライトノベルの親和性については、東浩紀がすでに書いていることだが。


「れでぃ×ばと!」上月司、電撃文庫


トップページ
posted by kurapat at 08:39| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

書評−古代日本のルーツ 長江文明の謎

勘違いを植え付けてくれたやっかいな「長江文明」の本に続いて購入後、腐海に隠れていたもう一冊の「長江文明」本が「古代日本のルーツ 長江文明の謎」。長江中流域を「長江文明」発祥の地とし、上流へ広がって「四川文明」が開かれたとしている。さらに気象変化で黄河流域から南下した畑作牧畜民の圧迫があった。そのため、長江流域からより奥地へ支流の山岳部へ遡ったグループと長江河口をくだり海を渡って日本に到達したグループができたのではないか、と大胆に想像している。これが初期の弥生民の起源ではないかと言うのだ。

「世界四大文明と呼ぶには、黄河文明はやや新しく、北緯35度よりも北にある。北緯35度以南の大河周辺を文明揺籃の地とするならば、長江文明はこの定義に当てはまり、他文明と同じくらい古い。時期が同じなのは気象変化の影響だろう」と「黄河文明よりも長江文明」というぐあいに妙に力が入っている。

「長江文明」と「黄河文明」の関係をもとに、「稲作漁労民」と「畑作牧畜民」を「美と慈悲の文明」対「力と闘争の文明」として対比するのは、著者の批判しているマルクス主義の影響を引きずり解消できない日本の研究者とさして変わらない気がする。マルクスが応用したヘーゲルの弁証法的ではないか?と。

「古代日本のルーツ 長江文明の謎」安田喜憲、青春出版社(新書)


トップページ
posted by kurapat at 08:37| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 東アジア史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ドバイ・タワー

日経の国際小ネタだが、UAE(アラブ首長国連邦)のドバイで建設中のビルディングであるブル・ジュ・ドバイ〈ドバイ・タワー〉が512.1mを達成した。でも、まだ延びる予定であり、噂では800m以上か?とのこと。
ドバイは同じUAEのアブダビほど石油収入に恵まれていないので、湾岸の金融と商業の中心地となるべく努力中。その一環が高層ビルの建設。

それまでの高さの首位は台湾の「TAIPEI 101」だったという。しかし、台湾って地震が起きる国なのに、よくも建てたものだ。TAIPEIだから台北にあるんだろうけれど、もうビルが現役の間には地震が起きないとでも判断したのやら?

「台北101」の施工は日本のハザマ。ドバイタワーは韓国のサムスン建設。
たまたま、2ちゃんねるでもドバイタワーが話題になってたが、マレーシアのペトロナスタワー建設の顛末をひきあいにだして、「コリアンにまともに造れるか?」と疑問を発する声と、「今現在、ペトロナスタワーの韓国施工部分もテナントで埋まっているから、問題ないんじゃねぇ?」と両論登場。
まあ、ビルの柱を削って崩壊したデパートとかODAで作って崩壊した中部太平洋の島国の橋といったロクでもない実例があることも事実だから、100%の信頼は無理だろう。

あと、ドバイ側は地震はないけど、ペルシャ湾の対岸のイランの地震規模によってはドバイまで揺れが伝わる可能性があるらしいが、耐震基準や法規制があるかどうか?気になるところ。
イランで大地震が発生して、ドバイタワーの最上階がシェイカーのように振り回されるなんて事態にならないことを祈ろう。でも、インシアラー(*)だろうか?


ドバイの開発の報告だかPRだかの記事は、「ドバイ特派報告 飛躍の場は中東に」

Wikiペディアは次の通り、
「ブルジュ・ドバイ」

「TAIPEI 101」

*「インシアラー」とは「アラーの思し召しのままに」転じて「なるようにしかならない」という投げ出したような態度のこと。「運任せ、天任せ」ともいう。


トップページ
posted by kurapat at 08:29| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月24日

造形オブジェと危険の自己責任

駅ビル周辺に置かれた造形オブジェが囲みを設置されたり、「登るな」と張り紙されて数ヶ月。一部は囲みのコーンをつないだポールが折られて、撤去。張り紙だけが残っている。
オブジェを囲むようになったのは、登った子供が怪我をした結果らしい。

それこそ、登る登らないは「自己責任」ではなかろうか?

危険を放置というなら、西新宿のアイランドタワーの地上部周辺は歩道との境界が柵なしのコンクリート製の池になっている。足元がいきなり池になっているから、ついウッカリしてバランスをくずしたら、ドボンとはまりなりかねない。もしも冬に濡れ鼠になったら風邪をひきかねないというか、風邪だけですむか?

こんな建築が許されるんだから、建築の規制というのは結構ザルなのかもしれない。


トップページ
posted by kurapat at 23:44| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アオノリュウゼツラン開花

夢の島熱帯植物館がアオノリュウゼツラン開花予想を募集していたアオノリュウゼツランは7/23に開花が始まった。開花は11年振りとは気の長いことだ。

予想は応募した来園者304人中4人が的中とのこと。思ったよりも少ない的中者。


トップページ
posted by kurapat at 23:38| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

押井守の新作「スカイ・クロラ」

「特捜班CI5」の影響を受けた士郎正宗の原作を劇場アニメ化した「攻殻機動隊」「イノセンス」に続く大作(立喰師列伝は無視された)として押井守が「スカイ・クロラ」のアニメ化監督をするという記事を雑誌で読み、アレレとなる。原作小説「スカイ・クロラ」は物語というよりも情緒垂れ流しで、内容を理解しようとするとかえって混乱するという難儀な作品だから。これを原作に選ぶとは、いかにも押井らしい。

第1巻が終末点で、それ以降の巻のエピソードは第1巻に収束するべく書かれ続けているという、未来が閉じられた流れを著者は変えるつもりがないらしい。つまり、次のステップへは進まない閉じられた世界。

アニメ版のキャラ設定は西尾氏が担当だから、新書の絵とは雰囲気が違うんだろう。また、製作に日本テレビが絡んでいるのは「ジブリ」だけに頼れないコンテンツ確保事情があるのだろう。「ジブリ」がジブリブランドを確立できず、いつまでも宮崎駿の個人名にすがっている故に、新作供給間隔が長い。この空白を補完するためにプロダクションIGと押井守をもう一本の柱にするしかない。それが、日本テレビのIGへの資本参加として現れた。


「スカイ・クロラ」森博嗣、C☆NOVELS

DVD「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」

DVD「イノセンス スタンダード版」

「特捜班CI5 傑作選 DVD-BOX」

「立喰師列伝 通常版」


トップページ
posted by kurapat at 23:33| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

続・蕎麦とうどん -文化中心の移動-

江戸時代の文化中心が移動したかどうかは、かつての高校の日本史で言えば、元禄までは上方の井原西鶴や近松門左衛門などの町人層の書き手が活躍。しかし江戸中期以降は江戸の町人や旗本・御家人の筆名、旗本・御家人の家来である陪臣層などが書き手として輩出したことを思い起こせばいい。上方は町人一辺倒だったが、江戸は書き手が多様だったという構造の違いがあるようだ。


トップページ
posted by kurapat at 23:22| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月23日

ある宇宙戦艦ヤマトファンサイト

以前からブックマークだけしてあった宇宙戦艦ヤマトファンサイト「M19981-KOBE」のオリジナルストーリー〈アナザーストーリー〉を改めて読んだ。
しかし、原作TV版の設定と矛盾する部分がありそうで気になって、あまり楽しめない。

1.古代兄弟の父母は伊豆で旅館を営んでいたのでは?宇宙艦隊勤務の家系という描写は原作にあったか?
2.重力波は光速で伝播するぞ。センサーに引っ掛かり、待ち受け可能な重力波ってなに?

など、原作TV版の設定に反しそうなところや科学設定の怪しさにイラついてしまった。

今時のサブカルチャーの2次創作活動は私と相性がよくないらしい。原作とよく似たパラレルワールドの物語と割りきるしかないかもしれない。何しろ、チラと見た続編紹介では「ガミラスの侵略の無かった地球の統合政府」などという文言が踊っている。

「M19981-KOBE」


トップページ
posted by kurapat at 09:09| 東京 ??| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ネガティブキャンペーン? -セカンドライフ-

CGMの悪用例というべきか?これから日本語版が立ち上がろうとするセカンドライフに対するネガティブな記事をネット上でチラホラみかける。

1.セカンドライフ空間で叩かれて撤退する企業が発生
2.思ったほどにはアクティブなメンバー数がいない

など、セカンドライフがビジネスの対象として期待できないとネットに訴えるものだ。

競合する東京をモデルにしたバーチャル空間サービスの開始と関係あるのでは?と疑いたくなる。漠然とではあるが、一種のネガティブキャンペーンが実施されているようで気になる。


トップページ
posted by kurapat at 09:04| 東京 ??| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月22日

また発火事故 -ソニー製バッテリー-

またソニー製バッテリーが発火事故を起こした。今度は東芝のノートPC用であり、バッテリーが製造されたのは山形の工場だとか。つまり、国産でも事故がおきてしまったわけで、中国生産故の大量リコールではなくて、ソニーのモノ作りの根本に問題があるということか?

まぁ、株主総会で「ソニータイマー」を認めちゃったりしているしねぇ。


トップページ
posted by kurapat at 11:56| 東京 ?J| Comment(0) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

真水供給

日経の別な連載枠に21世紀の資源としての淡水ネタが再び登場。

アラブ産油国は石油を売るだけでなく、代わりに淡水供給技術の提供を求めている。
で、商社の淡水化プラント輸出とか真水を蓄えた袋の曳航実験を紹介。

曳航はすでに、トルコがキプロスとの間で行なっており、技術的には目新しくないんだが、その辺はスルーされている。

淡水化というとつい繊維メーカーのイオン交換樹脂に頭がいってしまうんだけど、商社の場合、発電所の余熱で海水を蒸留する技術とプラントの輸出のようだ。

オイルマネーで閏っている間に社会インフラの整備を急ぐ、産油国は買う金があるからいい。しかし、サハラ周辺なんぞのアフリカの国となれば人の他に何の資源があるのやら?それらの国の水不足は処置なしとばかりに放置されかねない。

お隣りの中国などは知ったことではない。実力で汚水蒸留でも、あるいは国際河川のダムで上流の水を押さえて、下流国の反発を買おうが、ご随意にどうぞといったところ。法治が機能しない無法地帯故の水汚染の進行だ。「世界の中心たる中華」なんだから、東夷の力を借りるまでもないでしょう。法が機能し、水質汚染を取り締まることができるだけで、かなり改善できるはず。賄賂をもらえば、見てみぬふりが横行するから水も汚染される。


トップページ
posted by kurapat at 11:50| 東京 ?J| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする