倉鉢徹のページ: 新書-カペー朝―フランス王朝史1-
 

2009年07月19日

新書-カペー朝―フランス王朝史1-

英仏百年戦争の佐藤賢一氏の学術系新刊は、

「カペー朝―フランス王朝史1」

フランク王国フランク帝国を経て、フランス・ドイツ・イタリアの分立が明らかになった後の西フランク王国の内部で力を蓄えたカペー家。

カロリング朝に代わって王家になったものの有する領地は小さなままだった。伯領16箇所をかろうじて有するのみ。。

フランス王としてどうにか定着した、ロベール家出のカペー朝の初代王「ユーグ・カペー」だが、「カペー」が合羽(カッパ:ポルトガル語由来)と同じ意味で「合羽のユーグ」という程度の意味で、まともに姓は呼ばれていなかったという。

本書は、歴史的概略ではなく、個々の王の特徴的なエピソードを並べる構成。

カペー朝がその後のフランス王国の基礎になったとの結論。

菊池氏の「神聖ローマ帝国」シリーズに続いて佐藤賢一氏に「フランス王国」を書かせる講談社現代新書。

「英仏百年戦争」の原因とも被るアンジュー伯家のリシャールやジャン(リチャード獅子王やジョン王)との確執。アンジュー帝国の解体、アルビジョワ十字軍、アヴィニョン捕囚、テンプル騎士団解体もカペー朝のころ。


「カペー朝」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%A2%E5%8D%81%E5%AD%97%E8%BB%8D「ジョン (イングランド王)」
「アルビジョア十字軍-Wikipedia」


「カペー朝―フランス王朝史1」佐藤賢一、講談社現代新書
カペー朝―フランス王朝史1
講談社
2009-07-17

「英仏百年戦争」佐藤賢一、集英社新書
英仏百年戦争 (集英社新書)
集英社
2003-11


「神聖ローマ帝国」菊池良生、講談社現代新書
神聖ローマ帝国 (講談社現代新書)
講談社
2003-07

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posted by kurapat at 09:55| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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