倉鉢徹のページ: 新書-中国の異民族支配
 

2009年07月20日

新書-中国の異民族支配

ウィグル騒乱のように問題を抱える中共の少数民族支配。

「中国の異民族支配」は清朝が倒れて以降の漢族による異民族政策について紹介する本。

孫文の辛亥革命以降、孫文や蒋介石、毛沢東らの中国指導者が異民族をどう扱ってきたか?

中華秩序と周辺の民族を蛮夷として扱いつつどう接していくのかの方針の違いが「華夷之辮」と「大一統」で語られる。

そのなかで「東トルキスタン」はソ連の継続的支持を得られず中華民国に取り込まれたが、外モンゴルはソ連の保護国として支配を逃れた。イギリスを宗主国とすることで中華民国の影響を排除できたチベットは中共によって武力で併合された。


ブログ「にゃんこ先生の学習帳:[本]中国の異民族支配」は清朝以降の中国国旗を並べていて、参考になる。


■岡田英弘氏辺りは、「清朝の領域をすべて漢族の領土であるかのごとくに振る舞う中共。清朝は皇帝を君主と仰ぐ同君連合の帝国。その領域の一部が漢族の国だった。他にチベット族の国やモンゴル族の国、ウィグル族の国などがあった。漢族がすべてを支配したかのごとく主張するのは間違いだ」と常に書いている。


「中国の異民族支配」横山宏章、集英社新書
中国の異民族支配 (集英社新書)
集英社
2009-06

倉鉢徹のページトップ

人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ
posted by kurapat at 21:25| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 東アジア史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
フィードメーター - 倉鉢徹のページ
アスピリンぜん息
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。