倉鉢徹のページ: 史記-武帝紀、北方謙三
 

2009年08月06日

史記-武帝紀、北方謙三

史記は私記か公史かを問うた平勢隆郎氏はさておき、

小説としての北方謙三版「史記 武帝紀」は、四人の男を主に書いている「武帝」「衛青」「張騫」「司馬遷」だ。

5人目に単于を含めるべきかどうか?悩ましいところ。国庫が空になるか、匈奴との戦いで戦った後に豊かになれるかの競争の中、空にする武人側が中心で話は進む。

「史記」が武帝への恨みが篭っているのか、それとも「封禅」を行った武帝を頂点として持っていくように構成されたのか?というように、武帝を根本に据えているらしいから武帝だけで小説としての「史記」が書かれても不思議ではない。

■気になる所は、北方中国物では騎兵が具体的にどう戦っているのか?サッパリ見えてこないところ。
どうやら馬上で獲物を振り回してぶつかっているらしいことだけは伺える。

春秋戦国時代の「胡服騎射」のように馬上から弓を射るわけではないようだ。

■桑弘羊は塚本青史のように「洛陽出身」で関西弁のようなものをしゃべったりはしない。遼東半島辺りの出身で海を知っていることになっている。


「桑弘羊」


「史記 武帝紀〈2〉」北方 謙三、角川春樹事務所 (2009/08)
史記 武帝紀 2北方 謙三
角川春樹事務所
2009-08

「史記 武帝紀〈1〉」北方 謙三、角川春樹事務所 (2008/09)
史記 武帝紀〈1〉北方 謙三
角川春樹事務所
2008-09

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posted by kurapat at 09:38| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 東アジア史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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