倉鉢徹のページ: 選書-源平合戦の虚像を剥ぐ
 

2009年09月09日

選書-源平合戦の虚像を剥ぐ

武士と言い切れるかどうかな郎党や足軽に至る雑兵などの比重がまだ軽かった時代の源氏と平家の戦いを題材にした本がある。

「源平合戦の虚像を剥ぐ―治承・寿永内乱史研究 」は、平安から鎌倉時代にかけての武士の定義について解説している。

騎馬で騎射に巧みな武士は京を中心に存在し、「武芸」も「芸道」のひとつに数えられていた。

平家物語が「斉藤実盛」の口を借りて語る「西国よりも優秀苛烈な東国の騎馬武者」というのは「平家物語のフィクシション」でると解説。

源平合戦の時代には、それ以前の戦よりも動員数が増えた結果、騎射の技能がおぼつかないような騎馬武者も増え、戦い方がその実情を反映して変化していったというもの。


「源平合戦の虚像を剥ぐ―治承・寿永内乱史研究 」川合 康、講談社選書メチエ、講談社 (1996/04)
源平合戦の虚像を剥ぐ―治承・寿永内乱史研究 (講談社選書メチエ)川合 康
講談社
1996-04

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posted by kurapat at 14:01| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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