倉鉢徹のページ: 弩は何故日本で廃れたか
 

2009年10月04日

弩は何故日本で廃れたか

■超弩級戦艦に弩の字を残すだけの「弩」。弩は何故日本で廃れたかについて河合康氏の「源平合戦の虚像を剥ぐ」あたりが解説。

『書評−《図解「武器」の日本史》』でも触れてはいる。

律令制度に基づく国衙軍の廃止により仕様を統一した弩を大量にそろえることが難しくなった。私兵である武士の装備は自弁であるから性能がばらつく。また本来騎馬に乗る平安時代の武士の騎射に弩は向かない。

つまり白村江の戦い以降、防人で備えてきた唐や新羅が上陸する懸念が去った。故に、装備の揃った軍勢を擁する必要がなくなった。だから国軍廃止。
盗賊対策や叛乱対策など小規模な戦闘などで武士をその時々に動員する場合、装備は武士たちの自弁だから統一した武装は不可能だった。


「弩-Wikipedia」

「源平合戦の虚像を剥ぐ―治承・寿永内乱史研究 」川合 康、講談社選書メチエ、講談社 (1996/04)
源平合戦の虚像を剥ぐ―治承・寿永内乱史研究 (講談社選書メチエ)川合 康
講談社
1996-04

《図解「武器」の日本史―その知られざる威力と形状》戸部民夫、ベスト新書
図解「武器」の日本史―その知られざる威力と形状 (ベスト新書)戸部 民夫
ベストセラーズ
2006-06

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posted by kurapat at 07:42| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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