倉鉢徹のページ: 新書-謎とき日本合戦史
 

2009年10月10日

新書-謎とき日本合戦史


■鈴木眞哉氏の主張する日本の合戦の遠戦志向と騎馬戦否定を広めた著書が「謎とき日本合戦史」だ。

感状だの軍忠状だのの負傷に関する記述から「負傷理由のトップは鉄砲や矢、投石だ。だから、合戦は遠方からの投擲兵器により勝負がついた」として「日本刀を振り回すチャンバラは合戦にはなかった」と主張するのが、本書の趣旨。

■何でもスパスパ切れるという日本刀幻想を抱く人にはすこぶる評判が悪いのが、鈴木眞哉氏の遠戦志向の主張。

彼の主張とは裏腹に「長篠の合戦屏風」には乗馬の徳川家臣が描かれ、馬防柵越えを諦め壊走する武田軍を追撃する織田徳川連合軍が後ろから追撃戦で槍や刀で襲い、首とりで死者が発生したかどうかを否定する根拠にはならないという読み取りをする人もいる。

感状だの軍忠状だのは生き延びた人の負傷状況しかあきらかにしていないのだから。


「謎とき日本合戦史―日本人はどう戦ってきたか」鈴木眞哉、講談社現代新書、講談社 (2001/09)
謎とき日本合戦史―日本人はどう戦ってきたか (講談社現代新書)鈴木 眞哉
講談社
2001-09


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posted by kurapat at 10:34| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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