倉鉢徹のページ: 時代小説ウッカリ「蹄鉄」
 

2009年11月16日

時代小説ウッカリ「蹄鉄」


徒目付と禄のように時代小説と考証はある程度無茶の無い様にしっかりしているべきだが、有名作家でもポカはある。

かつて隆慶一郎の小説を読んだアチャと思ったことがある。

それは柳生を扱った短編集に出てきた「蹄鉄が外れて足を痛めた馬」という描写。柳生連也斎と兄が両面宿儺(スクナ)のように体をつけて戦う描写が秀逸。

蹄鉄技術が日本に入ってきたのは明治以降。陸軍に軍馬の需要が生まれてからのこと。
それ以前はWikipediaにも書かれてるように日本に蹄鉄技術が入る前は馬沓という藁製の保護具を用いていた。
また、牛にもわらじを履かせていた。

明治以降も軍馬に対して去勢をしなかったらしい。去勢しない日本の馬は癇が強く危険だったとか。

サラブレットやアラブ種よりも馬格が劣る体形の小さな馬だからといって非力と決め付けるのは間違いだとか、日本の馬を廻る話題はいろいろ考証を必要とするらしい。


「蹄鉄-Wikipedia」
「両面宿儺-Wikipedia」

「柳生非情剣」隆 慶一郎 、講談社文庫、講談社 (1991/11)
柳生非情剣 (講談社文庫)隆 慶一郎
講談社
1991-11

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posted by kurapat at 21:33| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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