倉鉢徹のページ: 新書-大江戸お寺繁昌記
 

2009年12月31日

新書-大江戸お寺繁昌記


安藤優一郎氏の江戸時代の江戸市中の賑わいを題材にした新書がまた出た。

「大江戸お寺繁昌記」は前著「娯楽都市・江戸の誘惑」の娯楽提供元の寺社のうち寺に的を絞っての紹介本だ。

寛永寺対増上寺の将軍家の菩提寺争いの話はどこまで有名なのか?増上寺の墓所発掘の話は聞いたことがあるが、寛永寺にはそんな話はなかったと記憶。今も徳川宗家が墓の面倒を見ているのか、寛永寺の墓所域は一般には非公開のままのはず。
荒れているという話もあるが詳細は不明。

■大山詣での「大山講」は大山寺と書かれているが、現在大山阿夫利神社(おおやまあぶりじんじゃ)への寄進元が大山講であって、大山寺周辺には大山講に関連するものが皆無なのは何故だろう?

ウィキペディアの「大山阿夫利神社」項の中途半端な記事から察するに、廃仏毀釈による寺社分離で大山寺から大山阿夫利神社に講の成果であるものは全て移管され、大山寺は寂れて檀家の墓守程度に零落したと見るべきかもしれない。

江戸の寺は繁栄したものの明治維新でスポンサーの幕府や大名を失い、廃仏毀釈による寺社分離前で壊滅していったとみるべきか?娯楽提供元が別に民間から現れ、寺も娯楽は必要なくなったというべきか?

「大山阿夫利神社-Wikipedia」

  • 安藤 優一郎
  • 発売日 : 2009/11
  • 出版社/メーカー : 平凡社
  • おすすめ度 : (3 reviews)
    3お寺の「サービス業」を娯楽として楽しむ江戸の町人文化
    5お寺の見方が変わる!!
    5お寺はもっと賑やかだった


  • 安藤 優一郎
  • 発売日 : 2009/07/16
  • 出版社/メーカー : PHP研究所
  • おすすめ度 : (1 review)
    5大衆消費社会が成立していた江戸時代


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posted by kurapat at 10:32| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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