■アラン・ムーアヘッドの第2次世界大戦ノンフィクション「神々の黄昏」よりも前の北アフリカ戦線を書いたものが「砂漠の戦争」だ。
従軍記者として砂まみれになり道なき道を進んで前線に向かうムーヘッド。そして知るのは「砂漠は海と同じで占領し続けることはできない」ということ。
それゆえにシーソーゲームのように戦線は前進と後退を繰り返して激しく移動する。最後は万全の補給と最新装備を固めた英第8軍の勝利。
砂漠の戦争は海上の艦隊のごとくに敵を求めての流動的な戦いになる。
ウェーベルの補給を待つ持久戦と後方攪乱から、オーキンレックの攻勢と敗退。アレクザンダーによるモントゴメリー抜擢と北アフリカの勝利までが大まかな流れ。
初期のイタリアの敗退の原因を「砂漠を占領しようとしたこと」としている。贅沢な宿舎で常駐しようとする体勢では、砂漠に姿を隠して横合いか後方から襲い掛かる英軍に対処できなかったということだ。
■砂漠の狐と呼ばれたロンメルが枢軸側司令官に就任してからは、押されまくる英軍。
延びすぎた戦線による枢軸側攻勢限界点がエル・アラメインだった。
「エルヴィン・ロンメル-Wikipedia」
アラン・ムーアヘッド著作一覧のWebページ。
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