倉鉢徹のページ: 歴史新書-長篠の戦い
 

2010年04月09日

歴史新書-長篠の戦い


桶狭間の戦いを扱った《【信長の戦い1】桶狭間・信長の「奇襲神話」は嘘だった》に続く、藤本氏の信長本の2巻目はレーベルを代えて「洋泉社歴史新書」から「長篠の戦い (歴史新書y)」として出た。

毎度のことというか、小和田哲男教授叩きは定番。そして細かい部分は増えたのかもしれないが、大筋は「信長の戦争」で扱われた「長篠の戦い」の章に沿っている。

でも具体的な戦いの流れにまで細かくは踏み込んではいない。

過去に書いたようにあるみ原の戦場再現部分については、
「馬防柵に横木はなかったのではないか。横木があると縄をかけたりして引き倒される可能性がある」と再度指摘する一方、新たに「再現された土塁の鉄砲狭間は視界が狭すぎて本当に存在したか疑わしい」とも書いている。

細川家の文書や筒井家に関する僧の伝聞記録から垣間見える鉄砲の戦いとマイナーな屏風に追加された「鉄砲で撃ちあう織田・徳川対武田の銃兵」という新しいネタは面白い。

強固な野戦陣地内から鉄砲を撃ちかける織田軍と柵の外へも出る徳川軍の違いまでは判るものの、その後の追撃戦で多くの武田勢を討ち取ったはずなのにそこの部分は記録がないからか、スルー気味。




【信長の戦い1】桶狭間・信長の「奇襲神話」は嘘だった (新書y)


posted by kurapat at 08:44| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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