倉鉢徹のページ: 琉球は夢にて候-岩井三四二
 

2010年04月14日

琉球は夢にて候-岩井三四二


■末端の人物の悲哀のユーモラスな描写を売りにする岩井三四二の長編小説のひとつが、「琉球は夢にて候」だ。

尼子党の一人、亀井茲矩(これのり)が「月神、七難八苦」の山中鹿之介の後に尼子党の盟主となってしまい、一藩を立ち上げて維持に苦労するまでの話。

サラリーマンに見立てて、末端の悲哀を読ませる長編。

幕末頃に直系は絶えてしまったようで、養子が2代続いた後から新たな家系が始まっている。
と思ったら

亀井家

の系図に拠れば、6代目茲延が養子を迎えて、22歳で致仕となっている。その後も養子が続いていて、享年から察するに18世紀頃の殿様は虚弱だったと見られても仕方ないような感じだ。
8代目の父親は亀井家から菅沼家へ養子に出ていた菅沼靱負定好だから、血縁としては8代目までは途絶えていない。


  • 岩井 三四二
  • 発売日 : 2006/07
  • 出版社/メーカー : 角川学芸出版
  • おすすめ度 : (2 reviews)
    4その後の「歴史」に大きく関わった、小藩誕生の物語
    5ふさいちの感想



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posted by kurapat at 19:38| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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