■杉山隆男氏の自衛隊ノンフィクション「兵士に告ぐ」が文庫化された。
倶知安の連隊の解体と西部方面普通科連隊(西普連)の編成と活動が主な内容。
北方重視から、徐々に南西諸島方面へ重点を移しつつある、陸上自衛隊。
西普はが精鋭といわれながら、訓練に支障をきたしている現実を書いている。
南西諸島の離島を奪われ、奪還するための着上陸訓練を行いたくても、漁業権との絡みで近隣の海岸を使えない現実。
調達装備はサバイバルグッズなど民間品を試す趣味人的下士官の私物導入状況を鑑みて、正式装備化する泥縄というか手探りのジャングル戦への取り組み。
机上の案件として作られた連隊を現実に戦える連隊にするために手弁当というか。、持ち出しを行う一部の自衛官に装備を依存する現実。
以前紹介したキャメルバックの迷彩仕様版を調達する経緯などにもそのことが現れている。
■書かれていることは興味深いが、何かが抜けている気がしていた。
オアク小説「ゲート」を読んで納得したが、一時期話題になった西普連で相次ぐ自殺者のことだ。自衛隊内の自殺者の多さについて触れていない。
個人のプライバシーとの絡みで、難しい
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