■主人公設定が真新しく、「へぇ?!」と思ったのが包丁人侍事件帖だ。
「膳所台所人」という「将軍」と「御台所」の食事を作る部署の御家人が大奥を巡る事件に巻き込まれて、知恵を絞る構成。
ほかの作家のように読者から見て陰謀の仕掛け人が丸見えというわけではないから、それなりに楽しめる話。
史実上の大御所政治よりも前の時代の徳川家斉が将軍だったころを調べた上で書いてはいるようだ。
側室「美代の方」と実父日啓とか。
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