倉鉢徹のページ: オセアニック号-非豪華客船なピースボート
 

2012年02月23日

オセアニック号-非豪華客船なピースボート


■最近またオセアニック号で検索されることが多いようだが、参考にしていた「ヒロさん日記」マイプレス閉鎖に伴ってSeesaaへ移動してきた。

過去の「地球一周の旅」をめぐる裁判があったはずとググってみると、オセアニック号の前の船の際の待遇についての民事訴訟は未だ公判継続中。

「地球一周の船旅 * その後:訴訟 第十一回公判予定」

日本の民事裁判の所要時間が裁判嫌いを促進し、民事介入暴力の付け入る隙を与えていることがよくわかるなぁ。
2009年の提訴以来2年半でいまだ地裁レベルで結審していないのだから。

■今年の夏もまた99万円から参加者を募るらしい。まぁ、当然船内奥部屋でボランティアとかいう条件だろう。

始まりにおいて「辻元の怪しい北朝鮮コメ支援」とともに名前を世間に広めたピースボート。

チョット前までネットでブログなどに「地球一周の旅乗船記」を書いていたのは、中高年層。
比較的時間のある「水先案内人」の一部も書いてはいるが、ヨイショ記事的だ。
そしてボランティアと言う名の雑用係を請け負って安く乗っている若年層は、個人では情報を発信しない。

そこで、彼ら若年層が何を考えているのか調査した本が光文社新書の《希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想 》
この本は著者と解説者でピースボートの若年層の取材結果に対する解釈が著しく異なる。

著者が慶応大学の大学院生として自費で乗船し、調査を行ったとしたならば、彼自身もまたモラトリアム的ポジションにいたと見るべきかもしれない。
あるいは「金があるね」と羨望するか。

ちなみに乗船する女性層で目立ったのは看護師らしい。つまりは転職が頻繁で、残業や夜勤で遊ぶ暇もなく貯めた金の使い道としてピースボートの旅を選んでしまったということらしい。次の働き先へ向かうまでの自分への御褒美ということ。

■ピースボートという主催団体の怪しさだけでなく、オセアニック号が設備上のトラブルをどれだけ抱えているか?利用希望者は理解しているのだろうか?
船体老朽化で穴が見つかり米国で足止めを食らったり、船室トイレの水回りのトラブルが起きたり、なかなかボロ船ぐあいをさらしている。
それらを仕方ないことと観念して臨めば問題ないのか?

下記ブログはそれほど問題ではないとしている。
azukamiのブログ:
「7月10日 90点。私にとってのピースボート(総合評価) 」2011/10/15 07:06


希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想 (光文社新書)
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posted by kurapat at 16:02| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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