倉鉢徹のページ: レアアース泥と開発権益への霞ヶ関の影響
 

2012年08月12日

レアアース泥と開発権益への霞ヶ関の影響


「レアアース泥」の書評を書く際に気になった「霞ヶ関の住人」たちへの著者の不満とは何か?ということだった。

2011年8月の文部科学省主催の公聴会の記録が状況を語ってくれる。文部科学省及び傘下の独立行政法人にとってマンガン塊の調査開発こそが既定路線であり、その方面で装備をJAMSTECなどが揃えるようにという、省益優先が本音。
SUVやROV整備の口実に海洋鉱物資源を材料としているにすぎない気配がプンプン漂っている。

産経:
【科学】《夢の海底資源「レアアース泥」 早期の自給化に向けて国家的支援と戦略必要》2012.7.23 08:03

日テレニューズ24:
《南鳥島のレアアース「回収可能」東大シンポ》< 2012年7月20日 23:20 >
東京大学大学院が主催して20日に開かれたシンポジウムで、東京・小笠原諸島の南鳥島周辺に多く埋蔵するレアアースを取り出すことができるという研究結果が発表された。
 南鳥島周辺には、日本の年間消費量の230年分に相当するレアアースが埋蔵されている可能性が調査結果などから明らかになっている。20日は、研究に参加している「三井海洋開発」の担当者が、海底5600メートルから泥を取り出すことに成功したと発表した。
 石油開発を手がける三井海洋開発では、石油を吸い上げる技術を応用して、泥を吸い上げることは可能だと強調した。三井海洋開発・中村拓樹事業開発部長は「レアアースの『5600メートル』とか『4600メートル』とかの水深を聞いて驚かれたかもしれないが、原油生産の世界では(深い海底からの掘削は)既に常識化している」と話した。
 しかし、海底からレアアースを回収することは世界でも例がなく、出席者の中にはうまく取り出せないのではないかと懐疑的な意見もあった。
比較的短期間に資源化可能なレアアース泥よりも調査機材などの整備や資源調査に時間をかけるひつようがあるマンガン塊を採掘対象にすることで長期的に活動する名目が立つという省益ソロバン勘定なのだろう。

それが「霞ヶ関の住人たち」という間接的な加藤教授による批判の根拠か?
海洋戦略会議による離島開発は何のためなのか?疑問を感じる文部科学省省益の側面かな?経済産業省は乗り気ではなさそうだし。


「日本はなぜわが国に海底レアアースを自慢してくるのか=中国」2012/07/24(火) 08:21

《中国「日本はなぜわが国に海底レアアースを自慢してくるのか?」》





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posted by kurapat at 00:06| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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