倉鉢徹のページ: 中共にASEAN分断意図あり?
 

2012年08月19日

中共にASEAN分断意図あり?


■中共とASEAN諸国の合従連衡の動きが目立ってきたようだ。
2010年のASEAN
会議にヒラリー・クリントンがオブザーバーで参加
して、ASEAN諸国を支援する用意があるとしたことに対するカウンターのような動きが2012年のASEAN会議であった。

スカボロー環礁を巡るフィリピンによる中共批判の共同声明提案を議長国カンボジアが拒否。

アジアエックス:
「南沙諸島問題解決に向けASEANは結束を=アニファ外相」
マレーシア 2012年08月15日 10:10

Wedge:
「中国に振り回されるASEAN-南シナ海の行動規範策定に失敗」
2012年08月15日(Wed)  岡崎研究所

ASEANの合従に連衡で対抗し、参加国を分断する中共。
中共の影響力が顕著なカンボジアが議長国であったがゆえに初めて共同声明発表が中止に追い込まれたわけだ。

インドシナ半島のカンボジアは中共の影響がもともと強い国であり、賄賂か経済援助と引き換えに議事妨害の要求をされれば、従わざるを得ない程度の弱い国。

産経:
《中国の“横やり”にもめげぬASEAN 議長国カンボジアにも多い「中国嫌い」》
2012.7.25 07:14 (1/2ページ)[アジア・オセアニア]

もっとも産経記事を読むまでもなく、首都移転などを済ませ中共寄りとされたミャンマー政府が米国寄りに舵を切り直し、西欧諸国や日本の援助も当てにし出した昨今の情勢。ASEAN諸国が海洋依存国と大陸依存国に分断されても不思議ではない。

■インドシナ半島ではメコン川水運で中共からカンボジア・ベトナムまでの水運の可能性があったものの、中共側で過剰にダムを建設し、メコン川は水量低下で交通網としての機能は低下中。

メコンウォッチ:
「雲南省が東南アジアに通じる3本の国際水路の建設を推進」
「メコン川開発で交通量増大」という中共のプロパガンダ的主張。でも、Wikipediaによればダム建設による水量減少の影響は甚大とされる。

雲南省から国境のイラワジ川で水運に積み替えてミャンマーのイラワジ川河口のヤンゴン港で海上輸送にするといった、中共のための外港としてインドシナ半島の国家を利用するべく動き続ける中共。しかし、中央政府と地方政府の思惑がすれ違い、ダム建設などインドシナ半島諸国の顰蹙を買う政策も同時進行する矛盾を抱える中共の対外政策。


「メコン川-Wikipedia」
「エーヤワディー川(イラワジ川)-Wikipedia」





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