倉鉢徹のページ: 新書「中国の情報機関」
 

2013年03月31日

新書「中国の情報機関」


>「中国軍の本当の実力」ハニートラップの懸念を書いた「笹川財団による自衛隊と人民解放軍の交流」だったが、新書新書「中国の情報機関」によれば「2012年10月で交流終了を中共側から連絡してきたの終わった」とのこと。

新書「中国の情報機関」は「所期の目的を果たし、新たな交流の拡大の必要がなくなったのだろう」として「海上自衛官が中共情報機関に取り込まれ、シンパあるいは情報提供者として活動している」懸念を記述。

中共情報機関の特徴として書かれているのは、「サイバーテロ行為」「技術情報の持ち出し」が書かれている。
中国人の特徴とされる「職人や技能工の軽視。基礎分野研究の弱さ」を盗むことで補えるとする安易さが国家規模での盗みを当然とする文化。まさに国家と言うか民族の宿阿だな。

ところで書かれていることは海外に展開する諜報機関がメインであり、防諜機関の扱いが不明。
中共防諜機関の活動と言うと、対台湾工作と言うことになるかな?
台湾から送り込まれるスパイや台湾側に金銭で通牒するようになった軍人の摘発がたまに日本語ニュースで流れるわけだが、中共自身の防諜能力は高いのかどうか?不明。

■中共の情報機関は人民解放軍の一部門に過ぎないわけだが、ここで忘れてはいけないのは、「人民解放軍は中国共産党の私兵であって、国軍ではない」という事実。つまりは「国家の防衛」ではなく、「共産党を守る」ために存在する。
したがって、共産党の利権に反する人民なんぞは「ゴミのようだ」と言って抹殺されても当然の存在。

これは中共の特殊性ではなく中国大陸の王朝の伝統だろう。「官兵」は皇帝の収入でまかなわれる兵隊。
「皇帝の収入は帝国内各地の城市の市場の商人が収める税からなる」故に「皇帝は商業国家のトップ」とは、以前書評した「倭国」の著者「岡田英弘」氏の主張。

皇帝に税を納める役人の給与は低いが、地方に赴任した際に地方有力者や使用する地方官庁の役人と組んで賄賂を取ったり、自分の取り分である農村の税をかってに重くしたり、やり放題だった。それ故に一族の誰かが科挙に合格した際の旨みをあてにして、師弟への英才教育がなされたと言う。

「岡田英弘-Wikipedia」





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posted by kurapat at 16:37| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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