倉鉢徹のページ: 書評−中国の大盗賊・完全版
 

2007年09月13日

書評−中国の大盗賊・完全版

■中国の歴史は循環史史観というのか、似たようなことの繰り返しになっている。そして、統一国家としての中国史は2300年程度だが、その内訳は「官」と「民」の対立の歴史。「民」から「盗」が現れ、大規模な武装集団として官軍と戦えば、「賊軍」となる。

次世代の支配者は北方の騎馬民から現れるか、賊軍から現れる。その繰り返しが中国史だった。そのうちの賊軍から次の王朝を開いたものに的を絞ったのが、「中国の大盗賊・完全版」。

■本来のターゲットは毛沢東だったのに、「日中友好にさしつかえる」として、初版では泣く泣く毛沢東関連の文章を削り減らした。その削除部分を復活させたのが、今回の完全版。


「中国の大盗賊・完全版」高島俊男、講談社現代新書

中国の大盗賊・完全版 (講談社現代新書)
中国の大盗賊・完全版 (講談社現代新書)高島 俊男

おすすめ平均
stars「英雄」と「悪漢」
stars網羅版希望
stars現状認識力とバランス感覚。これぞ名著!!!
stars毛沢東は共産主義者ではなかった!?
starsリアル戸川万吉達の物語

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


トップページ


posted by kurapat at 13:01| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 東アジア史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
フィードメーター - 倉鉢徹のページ
アスピリンぜん息
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。