倉鉢徹のページ: 書評−古代朝鮮と倭族
 

2007年10月14日

書評−古代朝鮮と倭族

「古代朝鮮と倭族」を腐海から発掘して読み直しているのだが、弥生人の元は長江で稲作をおこなう人々であり、海洋民として朝鮮経由で稲作を九州に持ち込んだ、としている。

朝鮮といいつつ調査でみつけた色濃い習俗は済州島のもの中心。
古代朝鮮の頃って、済州島は独立の王国を形成していたはず。「朝鮮」と「朝鮮半島」を混同してはいけないと感じさせる構成。

■安田喜憲氏の長江文明論「書評−古代日本のルーツ 長江文明の謎」と同じものを別の名で呼んいるだけの気がしないでもない。
朝鮮については、半島北部は気候が中国の黄河流域と似たようなもので麦・コーリャンが適作で、稲作は地続きで伝わったはずもない、と稲作の日本への伝播と朝鮮半島の関連に否定的な見解もある。

海洋経由ならば直接九州と朝鮮半島南部へ同じ頃伝わったとも考えられるから。


「古代朝鮮と倭族―神話解読と現地踏査」鳥越憲三郎、中公新書
No Image

中央公論社
1992-07

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posted by kurapat at 03:40| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 東アジア史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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