倉鉢徹のページ: 書評-照葉樹林文化とは何か-
 

2008年02月09日

書評-照葉樹林文化とは何か-

「照葉樹林文化とは何か」は照葉樹林文化を長江文明と一部交差するものの基本的には別物として扱っている。

「照葉樹林文化」はアジアモンスーン帯で山地も含むので、米中心の農耕文明だとされる「長江文明:『書評−古代日本のルーツ 長江文明の謎』」の展開した盆地や平野部と相違点が多いから当然か?

「照葉樹林文化」の特徴は「粘食」というか、粘っこい食べ物を好むこと。その例が、「餅」や「納豆」および米でない穀物や根菜を用いた粘り気のある食べ物が特徴だと紹介。日本にもその傾向が広がっているとしている。

■しかし、ならば照葉樹林文化を誰が日本に伝えたのか?その辺が見えてこない。
照葉樹林が西日本までにとどまっていたはずというか、縄文海進頃までは東へ広がった照葉樹林はそれ以降西へ後退している。したがって、植生の異なる東日本に照葉樹林文化はどう影響したのか?焼畑農耕だけか?


「照葉樹林文化とは何か」佐々木高明、中公新書
照葉樹林文化とは何か―東アジアの森が生み出した文明 (中公新書 1921)
中央公論新社
2007-11

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posted by kurapat at 14:32| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 東アジア史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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