前国王から現国王へ譲位後初の選挙は1月に少人数の上院が実施済み。今回の選挙は本格的であり、ブータンの立憲君主制の試金石となる。
「ブータンで初の総選挙、民主化のヤマ場に・立憲君主制移行へ 」
「美しい国 ブータン」で触れたように決して高原の理想郷ではない。
■ブータンの立憲君主制以行は混乱する近国ネパールが王制を廃止するのと対照的だ。ネパールとブータンの間に今はインド領が挟まっているが、ここはかつてシッキム王国があったところ。今はインドのシッキム州として存続しているらしい。併合になったきっかけはネパール系と現地系の人口構成からくる主導権争いで生じた治安の乱れ。
「世界飛び地領土研究会:シッキム王国」
■ネパールは立憲君主制だったが毛沢東派という左翼ゲリラを掃討できないでいる間に怪しげな事件で国王が交代し、立憲制停止と国王の専制が始まった。しかし、支離滅裂で毛沢東派がますます増長。
議会再開を求める勢力のデモに屈し、議会を再開させたら登場した議案がネパール王政廃止。お飾りで国家元首として残す気もないらしい。
お飾りで実権のない国家元首と首相の組み合わせのほうが政治は安定するらしいのに、ネパールは何を考えているのか?
毛沢東派については、武器の供与をヒマラヤの北側の国が行っているのでは?とかインドとの緩衝地帯であるネパールを自国の側に取り込むための尖兵ではないか?などいろいろな推測が流れている。
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